育児日記〜長男が生まれた時に書いた手紙
うっかりしていると
飛ぶ様に毎日が過ぎてゆく
昨日は、
離れて暮らす長男の誕生日でした。
先日、寝室の本棚を整理していて
ふと、
私の子どもたちの「育児日記」が目にとまる。
その時、
ああ、長男の誕生日が近いな・・・と
長男の時の一冊を手に取り、
いつかこれを長男に手渡す時のために、
ここに記録しておこうかな・・・
と思い立ちました。
生まれた時から、1歳までの記録を書き込める様になった、
大好きな
いわさきちひろさんの絵本。
あなたは どこからきたの
・・・・・・
しずかでやさしい ひらがなの詩
その病院のベビーベッドが満員になるくらいの
出産ラッシュの日に生まれた長男(笑)
28年前の自分が書いた言葉に
なんだかびっくりした
書いておくって、素敵なことだな
・・・・
書いた自分を褒めたい気持ち
ママからあなたへ
お父さんと、私と、〇〇(おねえちゃん)のいる家に、生まれて来てくれてありがとう。
あなたが生まれてから、“感謝”という言葉がいつも心をよぎり
心の奥のしんとした本当の奥底から、ほとばしるようにわいてくる
“愛”としかいいあらわしようのない思いを、いっぱいいっぱい感じています。
お姉さんである〇〇と同じように、あなたは本当に、私にとって
特別な存在です。
人間というのは不思議なもので、自分の身から生を受けた人を見て
改めて、自分を再確認し、自分の父、母、を想いやる
時を得るようです。
あなたが、生まれてきて、本当に、幸せの根源は、生命そのものであると、
いたい程 感じています。
ふと、色々なことに迷い、悩む時があっても、
私が、あなたのお父さんである人と出会えて、人生のパートナーとなれたこと、
〇〇が生まれてきてくれたこと、あなたが生まれてきてくれたこと、
その時の想いにたちかえれる ならば
全てをのりこえて、愛にみちて生きてゆけると、確信しています。
私に大きな力を与えてくれてありがとう。
どうか、本当の意味で、強く、やさしく、生きて行ける人となってゆける様に、
ーーーーすばらしい可能性を持ったあなたを
育てさせてください。
次のページはお父さんからのメッセージのページだったんだけど
おねえちゃんが
一生懸命に手紙を書いてくれた
まだおねえちゃん、3歳の誕生日前なのに、
「おげんきですか」って、ひらがな書いてる!
その事実にもなんだかびっくり
メッセージのほか、毎日の1行日記
というレイアウトが
めまぐるしかった2人目の
時の私のペースにはぴったりで。
要所要所で、貼った写真だけで、
一気にあの頃に
タイムスリップさせてくれる
とにかく活動的で愛想よく
寝返りも (4ヶ月と10日)
はいはいも (5ヶ月と12日)
つかまり立ちも(7ヶ月と14日)
歩くのも (10ヶ月と2日)
びっくりするようなスピードで。
1行日記の記録をたどる。
あなたのくせ
おかあさんのほっぺたを さわる
おかあさんがいなければ おとうさんの
おばあちゃんの・・・
おかあさんのほっぺたを 小さなしっとりと
すいつくような 気持ちよい両手で
ぴったりと さわって 寝る
ちょっと書いた
この言葉に、
今の私の胸は熱くなる。
おっぱいをあげあた後に
ぴったりと私の胸とおなかにくっついて
ねむっていたこと
私のほっぺたをさわるしっとりとした手
あの時胸にひろがった
安らかな気持ち。
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