1人で迎えた11年目
今年の3月11日は
現場で過ごしていました。
いよいよ、玄関ドア以外、
全ての養生を外しました。
家に戻ると独り。
今日は娘も東京で
本当に1人の夜。
夕方から
なぜかひどい頭痛で
意識朦朧な感じで
かろうじて夕食を食べて
早くに、とこに着きました。
11年前、
家には家族が5人いて。
さらには家で1人でテレビ報道を見ていて
精神的に参ってきつつあった母を呼び寄せ
家族の日常と
身体と心の健康を保つこと
それが私の役目だと思って
過ごしていた。
お母さんで主婦の
私だった。
それが今年は
私は仕事三昧。
家族皆んなそれぞれに
別のところに行ってしまって
独り。
経た年の中で
何もかもが変化。
そんなことをつくづく思った
夜でした。
10年目の昨年は
あまりにも眩しい春の光に
思わず窓辺の緑を写真に収めてた……
今年はさらに
世界中の人が
心安らかに眠れる
当たり前の毎日がありますようにと
祈らずにはいられない
3月11日。
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